2020年の夏よりTNRのお手伝いをしているH現場
ご高齢の複数の餌やりさん達が通いで野良猫達のお世話をされています。
猫達は毎日親身にお世話をされているサポーターのSさんに懐いています。
12/2(水)夕方 冷たい雨の中での捕獲となりました。
雨が上がった少しの間に、猫達が集まってきて、
TNR対象の黒猫が捕獲器に入ったのですが、
踏み板を踏まずに釣り餌を完食し、残念ながら捕獲ならず😓
管轄外の現場への出張TNRの場合は、市川市から支給されている
「地域猫活動団体」のベストを着用している為か、
通り掛かりの男性から何をしているのか?と声を掛けられました。
男性はこの付近にお住まいのようで、庭での糞尿と畑を荒らされて困っているとの事でした。
残念ながら、TNRをしてもすぐに被害はなくなりませんが
これ以上猫が増えることのないよう、避妊去勢手術を行っていること、
猫が徐々に減っていくことで、いずれは被害もなくなること、
元々は避妊去勢手術もせずに捨てた人間がいて、
そこから繁殖している可能性が高い事等をお伝えしました。
雨足が強くなり、猫達は散ってしまい、こちらは撤収。
場所を移し、Sさんがずっと面倒を見ている猫を抱っこして捕獲器へ。
こちらの餌場の地主さんに活動について少しお話することができました。
「こんな暗くて寒い中、しかも雨降ってるのにご苦労なこと。
あなたも変わってるね。」と苦笑いされました。
それでも猫達のことは見守って下さるとご理解頂けました。
雨が本降りとなってきた為、今日は1匹のみで撤収。
1歳位の若いオス。
とても大人しく人馴れしているので、家猫になれるかも?
Sさんのご負担でワクチン接種。
12/3(木)夕方 昨日捕獲したオスをリリース後、
黒猫とキジ2匹、予定していた3匹全て無事捕獲できました。
地域猫ICUにて一泊させ、翌日手術後、夕方リリース
捕獲活動中にサビ猫が通りましたが、耳カットの有無は確認できませんでした。
現在TNRしている雌猫のお腹には、まだ小さな命が宿っていませんが、
12月末辺りから繁殖シーズンとなります。
サビ猫はほぼ雌なので、未手術の場合は早めにTNRしたいところです。
来週もH現場のTNRは続きます。
2016年の活動開始より中山ねこ家がTNRした猫は162匹になりました 。
連絡先 nakayamanekoya@gmail.com