11月22日(木)
昨日に引き続き、先週ご相談を受けたS様宅の
庭猫3頭のうちの1頭のTNRを実施しました。
三毛の雌猫ちゃん。
S様のお話ですと、今まで何度か裏庭で出産した形跡はあったけど、
仔猫は育たず亡くなっていたようだとの事。
妊娠して無い事を祈りながら病院へ。
幸い妊娠はしていませんでした。
手術をして頂いたJUN先生からは
「身体は小さいけど、5〜6歳位にはなっているかと。
何度か出産経験があるようで、子宮が大分脆くなっていました」
との事でした。
外で暮らすメス猫達。
避妊手術をしていない場合、繁殖時期になれば、すぐに妊娠してしまいます。
生活環境や栄養状態が悪い母猫から産まれる仔猫はやはり弱く
成猫まで育たず、命を落とすことが多々あります。
それでもメス猫達は仔猫を産み続け、身体への負担は計り知れません。
今回、妊娠前に無事手術ができて本当に良かった。
平成28年度の千葉県愛護センターに搬入された猫の85%は仔猫です。
この猫達のお世話や殺処分にかかる費用は皆さんの税金です。
不幸な命を増やさない為には地域猫活動の実施が有効です。
地域猫活動は、一部のねこ好きさんや、ボランティアのみが行う活動ではなく、
地域の皆さんにできる事で参加して頂く活動です。
今後ともご理解&ご協力頂けましたら幸いです。
中山ねこ家が去勢不妊手術を実施した猫は 48頭 となりました。
三毛ねこちゃんは市川市去勢不妊手術助成金利用登録猫ではないため、
手術の費用は、皆さまからお預かりしている募金積立金より充当させていただきました。
活動を見守って下さる方々に心より感謝申し上げます。