↑写真は9/7時点の怪我にゃんこ
現在、傷は乾いてきており、少し良くなっています。
現在、中山ねこ家が近隣住民の方と連携しながら、
活動を進めている地域が主に4現場ございます。
その一つの現場サポーターのマイマイペアより、9/7(金)に
「怪我をしている野良猫がいるので病院に連れて行きたい」との連絡が入り、
近くの現場で去勢手術の為の捕獲を予定している雄猫かも?
と確認したところ別の猫でした。
怪我をしている猫を捕獲して病院に連れて行く事は可能ですが、
管理している現場とは離れており、その後、その猫の面倒を誰がみるのか?
と皆で話し合い、結局誰も保護する事ができないという結果となり、
その猫の自然治癒力に任せることになりました。
それから4日後の9/11(火)
なんと近隣住民のNさんより
「脇腹を怪我した猫がいて、捕まえて病院に連れていきたいのですが、
捕獲、その後の事などご相談に載って頂けませんか?」
というメールが届きました。
キタ〜!!! 近隣サポーターさん!!!!
近隣にお住まいの方のご協力が得られれば、
治療後、仮に保護して飼う事が出来なかったとしても、
地域猫として見守って行く事ができます。
Nさんと連絡を取り合い、お会いして今後の事を打ち合わせ。
Nさん宅は先住動物( 犬&鳥)がいらっしゃいますが、
子どもの頃、猫を沢山飼っていらっしゃるご家庭で育ち、
地域猫として管理していくのも不安との事で、
結果、ご自宅で保護して下さることになりました。
Nさんのご主人様、快く受け入れいて頂き、誠にありがとうございます。
これで、準備は整いました!
後はその怪我にゃんこを捕まえるのみ!
捕獲はサポーターのマイマイコンビが担当して下さる事になりました。
初回のチャレンジ日は生憎の雨模様。
怪我にゃんこは姿を見せたものの、捕獲器には入らず・・・。
ただ捕獲器を見た近隣の方とお話する事ができました。
実はその方(Wさん)もずっとこの猫のことを心配されており、
9月の初めに捕獲を試みたとの事。
ただ捕獲器に入った時に扉が閉まらず、出た時に閉まったのをみて、
怪我にゃんこは警戒心MAXになってしまったとのこと。
そして2回目のチャレンジ
前回より早めの時間に行き、空腹を狙います。
捕獲器を仕掛け、怪我にゃんこの登場を待っている間に、
近隣の猫たちを可愛がって下さっている男性の方とお話することが出来ました。
この地域、やはり野良猫が多いようです。
前回、お近づきになれたWさんもパートナーさんと現場に来て下さいました。
そしてパートナーさんが、少し離れた所にいる怪我にゃんこを発見!!
捕獲場所を移動し、Mちゃんが手懐けます。
その間も犬のお散歩をされている方や、ご近所にお住まいでやはりこの猫の事を
気にかけて下さっている方から話かけられ、皆さん温かく見守って下さいました。
怪我した野良猫1匹のことを、こんなに多くの方が気にかけて、
心配して下さっている事、本当に心が温かくなりました。
そして怪我にゃんこ、なんとMちゃんの指からチュールを舐めたり、
カリカリを食べたり、懐いています!!!!
きっとMちゃんの「助けたい!」という温かい想いと、
ピュアな波動に共鳴するのでしょう。
それでも捕獲器への恐怖は拭えない様子で、結局今回も残念乍捕獲ならず。
それでも地域の方々の温かい想いに触れ、
又、Wさんという近隣サポーターさんも増え、
怪我にゃんこも懐いてきましたし、捕獲成功に向け、非常に貴重な時間となりました。
私自身、現在はねこヨガやねこフリマによる活動資金の確保、
管理現場で生まれてしまった仔猫を保護→里親さんへの譲渡等、
現場での活動は殆ど行っておらず、後方支援的な関わりになっておりますが、
やはり現場に出る事で、得る事が沢山ある事を改めて実感しました。
覚悟を決めて行動する事で、助けて下さる方が必ずいます。
又、台風も近づいております。
お天気や皆のスケジュールにも無理のないよう、
ただできるだけ早く、怪我にゃんこを保護できますよう取り組んで参ります。
近隣の皆様、引き続き、ご理解&ご協力の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。