2020年8月3日月曜日

O現場のTNRの続報

 
 
7月29日オス仔猫のTNR

 
民家の屋根の上で生活をしている母猫と2匹の仔猫のTNRのお手伝いを始めて約1か月。7月14日に母猫、7月16日に仔猫1匹のTNRを終えましたが、残る1匹の仔猫がなかなか屋根から降りられず、捕獲器を設置できる場所に誘導することが難しい状況が続きました。
そこでサポーターAさんが屋根に橋を渡し、まずは屋根から離れることを覚えてもらうように、根気強く餌やりをして下さいました。
 
 
 
 
 
やっと屋根から捕獲器を置く場所に移動できるようになった仔猫!地上を自由に動けるようになると、今度は餌場に定期的に現れなくなり(^_^;)、一度は捕獲をあきらめました。ただ餌場の近くにはいるようだという近隣の方の情報から、良いタイミングが見つかれば.....とAさんは餌やりを続け、やっと28日の夕方近くに捕獲器に入ってくれて、中山ねこ家地域猫ICUで一泊、翌日病院へと搬送し、無事にさくらねこくんとなりました。
 
 
 
 
 
 
今回のオスくんの不妊手術・駆虫剤の費用はAさんの活動にご賛同下さったO現場の皆さまからの募金でのお支払ができ、中山ねこ家は捕獲器の貸し出し、手術前日の待機場所の提供、手術当日の病院への搬送をお手伝いさせていただきました。
 
O現場でのTNRはいったん終了となりますが、仔猫たちのお父さんではないかといわれているオス猫が不定期に目撃されております。TNR後の猫たちのお世話を続けていただきながら、このオス猫の動向を観察し、TNRができればいいなと思います。
 
2016年の活動開始より中山ねこ家がTNRした猫は122匹になりました