以前、募金を頂きました山下まり子様より、下記ご相談メールを頂きました。
「前略、山下まり子です。
日頃のねこ達の為の活動に感謝申し上げます。
夕方ウォーキングに出たらいつも猫達にご飯をあげている場所のフェンスに「餌やり禁止」
の張り紙がありました。
私もボランティアでもサポーターでもないのに、早朝ウォーキングのついでにご飯を上げてきたもので(無責任な餌やり人でごめんなさい)どうしたものかとメールをしてしまいました。
汚さないよう器に盛り、置き餌はしたくないので見守りながら、猫たちと癒しの時を過ごしていたのですが、明日からどうすれば良いのやら。
私有地ですので、許可を頂かずに猫に餌をあげるのは良くないと思いますが、ねこ達も食べなければ生きてゆけませんし・・・。
猫ちゃん達に罪はないのに!
場所を移動して、餌やり中の腕章でもして堂々とご飯をあげたくなりました。」
この場所は昨年春に遺棄された子猫が子猫を産み、
それ以来、子猫が可愛いからか?沢山の餌やりさんが昼夜関わらず餌を与え続け、
その内のどなたも手術等は行わない為、当チームでTNRを行っている現場です。
前回TNR時に状態がとても悪く一時保護した子猫を、回復後にリリースした際に、
敷地の管理者の方と当チームの代表がばったり顔を合わせ、現状をお伝え致し、
その結果「餌やり禁止」の張り紙を貼られることになったと思われます。
ただ、餌やりをやめたからと言って、猫達がいなくなる訳ではなく、
又、張り紙が貼られていても、無視して餌をあげ続ける人間もいます。
責任を持って管理する覚悟のある方が、まずは土地の管理者に許可を頂き、
猫達には必ず去勢不妊手術を行い、毎日餌やりに通い、餌場の美化と共に、
無責任な餌やりさんへの注意勧告等を行わない事には、本当の意味での解決にはなりません。
幸い、山下さんにその覚悟がお有りとの事でしたので、早速現地で打ち合わせを行いました。
その際、山下さんより¥5,000-募金を頂きました。
猫達への温かな御心遣いを本当に有難うございます。
結果、今後は、以前よりこちらの猫達の面倒をみてこられた、ねこ家メンバーのGご夫妻をリーダーとし、山下さんにはN2-3現場サポーターとして、日々猫達のお世話をして頂き、
中山ねこ家の管理現場として、猫達の管理を行うことになりました。
近日中に、土地の管理者様へご提案に伺う予定です。
無責任に餌やりを行う事が、結果的に猫達の居場所を奪ってしまうことに繋がること、
本当に猫達への愛情をお持ちで餌やりしているのであれば、責任を持って行って頂きたく、