2021年2月28日日曜日

2/26(金)K現場 TNR依頼と傷猫の対応

第一次TNRのお話はこちらから

今週のTNRのお話はこちらから

2/26(金)9:00過ぎ

K現場の猫たちのお世話をされているKさんより

「近所で猫の世話をしている方が未手術の猫がいるから、

ねこ家さんに手術を頼んで欲しいと言うのだけれど・・・」

とお電話を頂きました。

依頼主は、昨年初めてK現場のTNRを着手した際に事情を伺った方で、

近隣トラブルの渦中にいる方です。

許可のない場所での餌やり、ばら撒きをやめ、

止むを得ずあげる場合にはお皿を使い、食べ残し等の後片付けをちゃんと行い、

近隣さんのご迷惑にならないよう挨拶や現場周辺の清掃等を行って下さい

とお願いしましたが、一向に改善されず、トラブルは増すばかり😓

そういった方を皆様からお預かりしている募金で支援する訳にはいかず、

今まで協力依頼をお断りをしておりました。

が、猫に罪はなく、TNRは全頭一気に行わないと意味がない為、

病院に予約を取り、お迎えの準備をしておりました。

再度Kさんからお電話を頂き、

「その猫は姿が見えず、捕獲できないのだけれど、別の猫で怪我して

足から血を流している猫がいるので、その子を連れていって貰えないか?」

とのことで、すぐにお迎えに🚙

怪我猫は依頼主に懐いているようで、キャリー内で大人しくしていました。

いつもお世話になっている JUNどうぶつ病院 さんへ搬入

野良猫なので、麻酔をかけて傷の処置を行って頂きました。


傷はやけどの可能性もない訳ではないが

「形質細胞性足底皮膚炎」の可能性が高いと。

猫エイズキャリア等、免疫の弱い子がかかりやすい病気です。

コンベニア注射をして、2週間経過観察。

よくならないようであれば投薬をすることになり、依頼主の元へリリース。

依頼主は自宅敷地内にねこハウスを設置しており、そこで休ませるとのことでした。

かかった治療費¥7,400-は一旦積立募金より立替させて頂き、

次回の年金支給日に依頼主よりお支払い頂くことになりました。


地域猫活動は、活動について知らない方や実際に猫の糞尿被害等に

遭われている方等から、ご指摘やお怒りを受けたりする事は多々あります。

しかし、活動の趣旨をお伝えし、誠意を持って対応することでご理解頂き、

最終的には「ご苦労様」「ありがとう」と感謝される活動です。

揉め事が長引く(若しくは悪化する)場合は、やり方が間違っているか、

関わっている人間達が誠実さに欠けているのではないか?と思います。

野良猫は愛護動物の為、殺処分は本来犯罪です。

環境省も千葉県も市川市も「地域猫活動」を推奨しております。

地域の皆様が、人間にも猫たちにも双方思いやりを持ち、

地域猫活動を実行していくことで、

いずれは地域の皆様にとってより良い住環境へと変わっていきます。


中山ねこ家は「地域猫活動ボランティアグループ」であり、
シェルター等の保護施設をもっている訳でもなく、NPO法人でもなく、
一般市民の方々となんら変わらない普通の人間の集まりです。
不幸な環境生まれの猫や殺処分が無くなるよう、
又、野良猫に関わる人間トラブルが無くなるように
との想いでただただ活動しております。

*去勢不妊手術時の駆虫薬代等、
活動の為の募金にご協力を頂けましたら、本当に有難いです。


ゆうちょ銀行
記号 10510
番号 89145771
口座名 ナカヤマネコヤ 

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連絡先
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今後とも皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。