2020年6月28日日曜日

6月25~27日 6匹の野良猫のTNRを実施致しました

ご相談を受けたH現場とF現場でTNRを実施致しました。

両現場とも同じ市川市内ではありますが、
中山ねこ家の管理地域とは離れた場所であり、
ご相談者様は地域猫活動の理念をご理解下さっており、
不妊去勢手術に関わる経費のご負担を覚悟の上で、
捕獲器の貸与と捕獲のサポートをして欲しいとのご相談でした。

H現場でのTNR

こちらのご相談者様は昨年の夏、クーキー改めSi Etuくんの保護主Sさん

20年餌やりをされていたというご高齢の男性がお亡くなりになり、
複数の餌やりさんと共に現場の猫達のお世話をされているそうですが、
皆さん年金受給者であったりで、中々手術ができず、
気にはかけつつも、子猫が生まれては死にを繰り返していたようです。

現場には市川市から交付されたと見られる注意張り紙がありました。
こんな張り紙をするだけでは何の解決にもなりません!!!


●6月25日㈭ オス1匹、メス1匹がサクラネコさんになりました
こちらのオスは抱っこでキャリーケースに入れれる程、 Sさんに懐いており、
Sさんがご自宅で飼われると連れて帰られました。

こちらのメスは下痢が酷く、術後お薬が出ており、
朝晩の餌やり時に投薬されるとの事。
現場にいる白子猫のお母さんかもしれません。


●6月26日㈮ オス1匹、メス1匹がサクラネコさんになりました
リリース時に、このオスそっくりで右耳サクラネコが現場にいました。
現場近くに市川市登録の地域猫活動団体もあるようで、
どなたかが手術をして下さったようです。

こちらのメスは1歳位でここ1〜2ヶ月以内に出産しているとの事。
少し離れた所に黒子猫がいるそうで、その子のお母さんかもしれません。


●6月27日㈯ オス1匹がサクラネコさんになりました
1歳位の若いオスでした

リリースの際、おっぱいの張った白黒メス猫と出会いました。
このメスは現場から離れた資材置き場で4匹の子猫を子育て中。
わざわざこちらの現場迄、ご飯を貰いに来ているようです。
子猫は既に離乳しているようなので、こちらのメスも順次手術して参ります。

今回のTNRは現地での捕獲、待機場所の提供、病院への搬入、現場からの搬出入、
をお手伝いし、手術費用は(公)どうぶつ基金不妊手術無料チケットを利用、
駆虫薬、保護猫としてご自宅に迎い入れた猫のワクチン、ウィルス検査費用、
術後のお薬代等はSさんが全額ご負担下さいました。

確認できているだけで、残すところ成猫3匹+子猫5匹
来月も引き続き対応して参ります。


F現場でのTNR

●6月26日㈮ メス1匹がサクラネコさんになりました
4歳くらいのメスさんで、妊娠中でした。
猫の4歳は活発で一番元気な世代ですが、妊娠出産を繰り返したせいか、
全身の状態があまり良くなく、歯も抜け落ちて舌がでています。
野良猫の一生がいかに過酷であるか、遺棄する人、ただ餌をあげるだけの人、
オスだからと手術をせず外飼いをする飼い主たちに、
是非知っていただけたらと思います。

ミケさんTNRのご相談をいただいたのは、
以前中山ねこ家が保護、譲渡した琥太郎くんの里親さんです
打ち合わせ後、捕獲器をお貸しして捕獲チャレンジを開始してから3日目、
6月25日の夜にやっと捕獲器に入ってくれました。
お話によると、ご近所のボランティアさんが捕獲をお手伝いして下さったそうで、
なんと!びっくりしたことに、このボランティアさんは中山ねこ家結成前に
N2-1現場のTNRを実施、指導して下さった方でした。
素晴らしい繋がりに感謝感激です。

今回のTNRでは捕獲から翌日の不妊手術までの待機場所の提供と病院までの搬入のお手伝い、
妊娠処置費用などの手術に係る諸経費はご相談者さまがご負担下さいました。

野良猫/飼い主のいない猫が生きていく環境、トラブル、その命に思いをはせ、
地域猫活動に参加して下さる方々の温かなお気持ち、本当に嬉しく思います。
ありがとうございます。

2016年の活動開始より中山ねこ家がTNRした猫は115匹になりました

不幸な環境生まれの猫たちがいなくなるように、
また、野良猫に関わる人間トラブルが少しでも減りますよう
中山ねこ家は地域猫活動を継続、啓蒙してまいります。

*去勢不妊手術代等、活動の為の募金へのご支援に心より感謝いたします。

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