2021年5月20日木曜日

H現場 通称よれよれちゃんが虹の橋を渡りました。

↑土地の所有者さんに許可を頂き、餌場として使わせて頂いています。
サポーターさんは雨でも雪でも365日毎日通っており、
雨が降っていても猫達は出て来て夕飯を食べています。

市川市内H現場。

中山ねこ家の管轄外ではございますが、2020年6月よりTNRのお手伝いを始め、

今までに13匹のTNRと2匹の保護(1匹はサポーターさん宅、1匹はねこ家副代表宅)

を行いました。

サポーターのSさん(70代男性)が献身的にお世話をして下さっているお陰様で、

現在では協力者も増え、猫達の状態も良く、無事1代の猫生を全うして欲しいと

陰ながら見守っております。

サポーターさん宅で保護して頂いた雄猫はエイズキャリアの為、

インターフェロンを毎日投与しており、毎月お届けしています。

5/19(水)現場にお薬をお届けし、サポーターさんから近況報告を受けました。

昨年夏、本当にヨレヨレの状態だったところをサポーターさんの

愛あるお世話で無事元気になり、10月にTNRを行った通称「よれよれちゃん」

TNRのお話はこちらから

先日、虹の橋を渡ったそうです。

特に外傷はなく綺麗な状態で、現場付近に横たわっていたとのこと。

近隣の方の話では、車に轢かれた訳ではなく、びっくりして心臓が止まったのでは?と。

お外で暮らす猫達の突然死の原因特定は難しいのが現状です。

(明らかに毒を撒かれた等の場合は、警察に即通報し、現場検証して貰うと共に、

死因についても調べて下さい。愛護動物の遺棄虐待は犯罪です🚨👮🚓)

Sさんがすぐに病院に連れて行って下さったそうですが、既に息を引き取っていたと。

亡骸はSさんがご自宅に連れ帰り、5日間供養した後、お庭に埋葬されたそうです。

よれよれちゃんの死因は不明ですが、最後は大好きだったSさんに供養をして貰え、

幸せだったのではないでしょうか?

お外での生活は危険と隣り合わせです。

しかし、外にいる猫達全頭を保護するには莫大なコストがかかり、現実的ではありません。

TNRを行いつつ、地域猫活動が日本全国どこでも当たり前になるよう啓蒙を続け、

お外生まれの猫達を減らして行く事、よれよれちゃんのように家猫素質のある猫は

可能な限り保護し、里親さんに繋いで行く事、

今後も自分たちにできることを粛々と行って参ります。

よれよれちゃんのご冥福をお祈り致します🙏