1月30日(土)午前にW2-1現場のサポーターさんから電話で110番くんが亡くなったとの連絡がありました。
110番くんは2020年の4月に生まれ、8月にさくらねこになった、まだ9ヶ月齢の地域猫くんです。
前日の夜ゴハンに姿を見せず、サポーターさんが管理現場の周囲を捜して見ましたが、すでに日は落ちて暗かったので、翌朝明るくなってから捜してみると、近くの道路際の低い土盛りの草の上に息を引き取った110番くんを見つけたそうです。
地域に事情を知っている方がいないか別のサポーターさんが聞き込みをしてくれたところ、道路上に倒れている110番くんに出会い、このままにしておくとどんどん車に轢かれてしまうと思い、脇の土盛りに運んでくれた方がいたとのことでした。
管理現場近くのこの道路は、商店街通りの裏手にある細く狭い真っ直ぐな道路で一見のどかな雰囲気ですが、一方通行になっているせいか裏道としてスピードを落とさない自動車や自転車が多く、人も危ない思いをさせられることがしばしばあります。
皆さんの話でも、110番くんは夕方の薄暗いなかで轢かれたのだろうということです。
よくペットの猫を放し飼いにされている方に、完全室内飼いをお願いしておりますが、放し飼いの危険を説明しても、「うちのはそんなところにいくはずがない」「轢かれるほど鈍いはずがない」と仰られます。確率は低いでしょうが、その一瞬に見舞われたときに後悔、悲しんでも時は戻せません。どうかよくお考えいただきたいと思います。
110番くんは現場サポーターさんに綺麗にしていただきお別れ、市川市の小動物火葬炉でお骨になったのち市営霊園の動物慰霊碑に埋葬していただきます。虹の橋には先輩保護猫、地域猫たちが待ってくれていますが、あまりにも早いお別れに心が痛みます。