7/5(金) 元気さんが推定23年の天寿を立派に終えました
元気さんが中山ねこ家のメンバー宅にお引越ししてきたのは今から3年前の2021年9月29日でした。
元気さんは中山ねこ家の管理地域のすぐ近くのある広い敷地の中、中山ねこ家結成以前にそこで活動されていたNPOグループさんのお世話の元、長年人気猫として暮らしていました。
コロナ禍の中、お散歩などで集まる人々が増えると同時にルール無視の餌やりも増え、それを注意したことに逆切れして怒鳴りちらす人もいたらしく、ある1件の苦情により、元気さんの大好きなお昼寝場所であった切り株や風雨・寒さを凌ぐハウスが撤去されてしまいました。
その当時推定17~20歳だった最高齢の元気さんを冬を迎える前に保護したほうが良いと、NPOグループ解散後に中山ねこ家に所属してくれたメンバーが元気さんのずっとの家族になりました。
保護当時は環境の激変にストレスがあったのか、痙攣発作を何度か起こしたりしていましたが、全身状態は「年齢並み」ということだったので必要以上の医療はせず、元気さんのペースでのんびり過ごすことにしてもらいました。
保護されて猫生初めての健康診断は 腎臓肝臓ともに数値が悪くはありましたが よく食べよく飲みよい💩でした |
2024年2月の元気さん |
7/7㈰ シロちゃんが推定14年の寿命をゆっくりと終えました
シロちゃんは慢性腎不全の末期で強い貧血があり、エコー検査では肝臓に腫瘍もありました。入院中は自力で食べることはできず、点滴で脱水をケアしながら、家で静かに見守ることになりました。
在りし日のシロちゃん 大好きな場所でお昼寝していると いろいろな人たちが撫でにきてくれました |
この世には飼い主のいない猫たちの存在を苦々しく感じている人がいるのは事実です。
ただ、猫たちはたまたまそこに野良として生まれてしまった(されてしまった)だけで与えられた命を精一杯に生きているだけです。人間の勝手で不妊化手術をされて地域猫として生きる運命も受け入れて、ただただ生きているだけです。
猫が大好きだという人、癒されるという人、嫌いな人、ルールの中で少しづつ配慮しながら共生することを考えていただければと思います。どちらか一方に偏ってしまうと、生きる場所を失い最大の迷惑を被るのは猫たちではないでしょうか。
元気さんの医療費、シロちゃんの医療費(入院初期医療費は保護主さんがお支払い下さいました)は中山ねこ家募金積立金から出させていただきました。
これまでに募金をお寄せ下さった方々、活動資金集めのフリーマーケットにおいでいただいた方々に心よりお礼申し上げます。
【元気さん、シロちゃんの思い出】
まだお若い頃のシロちゃん❤ |
まだお若い頃の元気さん❤ |
元気さんもシロちゃんも ひだまりでのお昼寝が大好き |