2022年2月1日火曜日

1/29㈯ TNRと里親探しのご相談がありました

 1月27日㈮ 地域猫活動担当部署である市・生活環境保全課より市内で「庭にいる野良猫の里親探しと、TNRの相談があります」という連絡がありました。と、同時にねこ家管理現場の近くの方からも同じ内容で「友達が庭の野良猫をどうしたらよいか困っているので相談にのっていただけますか」とメンバー宅に訪ねていらっしゃいました。

お話を聞いてみると同じN様からのご相談でした。

1月29日にN様宅訪問。よくよくお話を聞いてみると、、、、、。

*昨年4月に1匹の猫が庭に来た。餌をあげていると、しばらくたってから子猫を3匹連れてきた。夏を過ぎた頃に母猫が行方不明になり子猫3匹が庭に残った。

*子猫の推定年齢から不妊手術をしないとまた子猫が生まれてしまうと思い、今月、最寄りの動物病院に相談をして馴れて触れる2匹を先に捕獲(洗濯ネット、キャリー)、TNRをすることにした。

*19日に黒猫を手術。23日にキジ猫を手術。2匹ともオス。

*残った1匹は警戒が激しく近寄れないので捕獲器を使いたい。

*黒猫は捕獲器に入れば耳カットのみの手術をしたい。

といった内容でした。

黒猫は順調にリリースできたそうですが、なんと、耳カットなし💧

黒猫キキくん
耳カットのためもう一度捕獲します
ごめんね

キジ猫は耳カットしてもらったものの、自宅ケージで療養中に嘔吐して回復するのを待っているうちに1週間がたち、人馴れもよく、N様ご自身も情がわいてきてリリースよりも保護をご希望されるようになったそうです。

尻尾が長いのでロングくん
イカ耳になっても威嚇はありませんでした

N様ご自身で飼うことも考えたとのことですが、ご夫婦ともに70代で終生飼育が難しいことを考慮され、ねこ家が保護、里親探しをすることになりました。

N様は餌を与えてしまった以上、責任として不妊手術はしなければとTNRについて最寄りの動物病院に相談されていましたが、耳カットや術後の自宅での療養の仕方などは何もご提案がなく、猫のことは初めてづくしのN様はとても悩まれたそうです。

動物病院も野良猫TNRを積極的にしてくれる病院、野良猫は一切お断りの病院、ペット猫の延長で手術は受け入れてくれるけど野良猫専門のケアはしてくれない病院などなど野良猫の扱いはいろいろです。

庭に野良猫が現れたら、単独でも子猫連れでも、早めに地域猫ボランティアと繋がれるようご相談いただければと思います。

そのためには!まずは環境保全課・管理グループ 電話:047-712-6309(犬の登録・地域猫など)に連絡されることをお勧めいたします。