2020年8月27日木曜日

K現場TNR 8/25〜8/26

第一次TNRのお話はこちらから

先週のTNRのお話はこちらから


 8/25(火)

先週はなんとか、1歳位の若いメスのキジ猫1匹を捕獲できましたが、

猫達が全然釣り餌に反応しない為、餌やりさんに手作り餌の中身を伺い、

今週からはそちらを使う予定が調達に失敗し、代替品では見向きもされず・・・

結果、捕獲はゼロ。




猫達は沢山いるのですが・・・


皆、餌やりさんを待っているようで・・・。

TNR活動中に知り合った方から

「隣の家の庭に子猫がいて、先週末から母猫が帰って来ていないようで、

ずっと鳴いていて可哀想。

金曜日に捕まえて連れて行った子は母猫じゃないですか?」

と聞かれました。

若いメスのキジ猫でおっぱいの張っている子ではなかったことをお伝えしました。

ご近所の方が、猫達に関心を持って下さり、有難いなぁと思います。


8/26(水)

鉄板餌を持参し、餌やりさんより30分早く現場入り、2台の捕獲器をセット。




↑ハチワレ猫、1匹捕まりました。

この子は、第1期に保護して里親さんにお繋ぎしたはーちゃん

改めあんちゃんの兄妹と思われます。

里親募集の際、大人気だったはーちゃん

「兄妹がいるなら飼いたい」と言って下さる方がいらしたので、

連絡をとって、まだその想いがあるようでしたら、お繋ぎするのも良いかも?

と思いつつ帰宅。


7時頃、知らない番号からの着信があったのですが、

家猫や保護猫のご飯やらで全然気づかず、8時頃、折り返ししてみると、

子猫のことを心配されて相談を受けた方からでした。

「隣の方に話して許可を貰い、見に行ったら子猫は4匹いた。

捕まえられるので、保護して貰えるか?」との事でした。

子猫の状態が悪かったら一刻を争うと思い、すぐに迎えに行きました。

雑草の生い茂る中庭?にある、単管パイプと養生シートで囲った仕切りの中の、

錆びた鉄板の下で子猫たち大声で鳴いていました。


全頭連れて帰り、ノミが凄いのと、状態は良さそうなので、お風呂に入れました。

洗面器のお湯がノミと錆びとでまっ茶色に😓

それでもノミは取りきれず・・・。

捕獲した猫の手術と子猫達の検診の予約をし、11:30に病院に連れて行きました。

子猫は1匹を除き、片目がくっついてしまっていたので、開いて点眼。

フロントラインスプレーでノミ取りをして貰い、ひとまず帰宅。

8月中旬生まれで生後10日〜2週間位との事。

3男1女の兄妹で、体重は177g〜210gとまずまずです。

保護依頼主と、K現場餌やりさんが心配して電話をくれ、

病院で診て貰い元気にしている事と、ミルクが5時間おきで手がかかるので、

しばらくK現場の捕獲に行けない事を伝えました。


夕方、サポーターの小笠原さんが2匹を面倒見て下さると、

迎えに来て下さいました。

本当に温かいお申し出に感謝💕いつも有難うございます。


18:15手術した猫をお迎えに



1歳未満のオスで、穏やかでとても良い子だったとのこと。

今回の手術は どうぶつ基金さんの無料チケット にて行いましたので、

駆虫薬の¥800-を積立募金より充当させて頂きました。


1日中、子猫の対応に追われ、前回の里親希望の方には連絡出来ず・・・😓

結局現場にリリースしました。


リリースの際、子猫がいたお宅の方に声を掛けられたので、

ご挨拶と活動について少しお話させて頂きました。

餌やりさんを責めたところで、何の解決にもならず、

去勢不妊手術を行わない限り猫は増えること、

野良猫用に傷の小さな手術を行って下さる病院があり、

入院不要の為、相場よりかなり安く手術ができること、

地域住民の方で地域猫活動を行えば、市川市から助成金がでること、

捕獲器は市役所でも貸出しているし、当チームの物をお貸しすることも可能なこと、

等をお伝え致しました。

しばらく子猫のお世話があり、TNRがストップしてしまうので、

餌やりさんと地域住民の方が連携して、捕獲だけでもやって下さると

本当に有難いなぁ・・・と切に思います。