2019年10月9日水曜日

10/8 里親さんとのご縁が繋がりました

副代表の齊藤です。

いつもお世話になっているJUN先生より、先月ご相談頂きました
個人で子猫を保護されていらっしゃる方と里親さんとの橋渡しをさせて頂きました。

市川市在住のMさん
ご自宅隣の空き家の敷地内で野良猫の家族が暮らしているのを
温かく見守っていらしたそうですが、
この度、空き家が取り壊され、行き場を失った一族8匹
(祖母、母、姉2匹、子猫4匹)を一度に保護され、
子猫だけでも里親に出したいとのお話でした。




友人の紹介でメスの子猫をご希望の方がいらっしゃり、
今年我が家で保護したのはオスばかり5匹。

Mさんが保護されている子猫4匹の内、1匹メスがいるとの事で、
早速面会して頂くことに・・・。

里親希望の奈々さんは茅ヶ崎在住の方で、
途中渋滞にはまりながら2時間かけて、わざわざ市川まで会いにきて下さいました。

そしてどの子にも「可愛い可愛い」と、撫でて下さり・・・

最終的には、メスの子ではなく、左眼角膜潰瘍のゲン君を選んで下さいました。




「他の子は、どなたかに貰って頂けるかもしれませんが、
ハンデのある子は、中々難しいと思うので・・・私がお世話させて頂きます」と。

ゲン君、保護当時病院でお会いした時には肉芽が大きく、眼が飛び出してしまっており、
今年保護して里親さんに繋いだ浦ちゃん改め黒介君より酷い状態でしたが、
Mさんの献身的な看護、投薬のお陰様で、肉芽はすっかりなくなり、
眼球が白く濁っているところまで回復されていました。
このまま綺麗に治るといいね。

奈々さん宅の先住猫の清子ちゃんも片目が失明しているとの事。
又、幼少の頃から、交通事故で足の無い子猫を保護してお世話をされたり、
沢山の命を救ってこられたという奈々さん。

Mさんも良い方とのご縁を本当に喜んでいらっしゃいました。


お届け日、茅ヶ崎迄は渋滞を考慮して電車で向かいました。

道中、ゲン君は一言も鳴かず、かといって眠っている訳でもなく・・・
子猫にとってはかなりの長旅だったと思います。

そして奈々さん宅に着き、奈々さんがキャリーから抱っこして出すと、
そのまま奈々さんに抱かれ、グルグルと鳴いているではありませんかっ!!!



初めて家族と離れ離れになり、知らない人(私のこと)に、
知らない土地に連れて来られ、さぞかし怖いであろうと思うのに・・・。

大抵は部屋の隅っこに逃げて隠れてしまい、
「まぁ今日は仕方ないですね。そのうち出てくると思いますので・・・」
という事が多いです。

こんな事は初めてです。
Mさんの愛情を沢山受けて、保護されていた事と、
やっぱり行くべき方との見えないご縁が繋がっているのだなと感じました。

〜奈々さんよりコメント〜

『名前は清三郎になりました。
(せいざぶろうです。)

慣れない環境でオドオドしていますが、抱っこは大好きの様で、
抱っこをしているとスヤスヤと眠ってしまいます。
  早く新しい環境に慣れて先住猫と仲良く暮らしてもらいたいです。』

ゲン君、改め清三郎君、清子ちゃんと奈々さんと、どうぞお幸せに!

奈々さんからは交通費として¥5,000-頂きました。
下総中山〜茅ヶ崎間の実費交通費¥2,684を差し引き、¥2,316-を積立させて頂きます。
温かいお心遣いをありがとうございます。


そして、清三郎君と同じ6/19生まれの子猫3匹と、その上の代のお姉ちゃん2匹、
引き続き、里親さん募集中との事ですので、
是非我が家の家族として迎入れたいという方がいらっしゃいましたら、
ご連絡下さいませ。

nakayamanekoya@gmail.com

猫のいる生活、沢山の気づきと学びがあり、是非オススメです。