2019年2月1日金曜日

1/31募金を頂きました


副代表の齊藤です。

先日、サポーターのOさんと駅のトイレでばったり出会い、
「知人がお庭でお世話をしている猫がいて、
昨年子猫が3匹生まれてしまい、手術をしてあげたいのだけれど、
私も自分が脳梗塞を患い、自分の事と自宅の腎不全の猫の世話で、いっぱいいっぱいで・・・。
子猫は3匹ともメスと聞いているので、春になったらまた沢山生まれてしまうのでは?
とずっと心配していたの。
ここで齊藤さんと出会ったのも神様のお導きと思う。
ねこ家さんで手術をお願いできないかしら?」
とのご依頼を受けました。

ご自身の体調が優れない中、野良猫の事を気にかけて頂き、本当にありがとうございます。

早速、代表の蕗代さんと現場確認へ。

S様、86歳、男性、一人暮らし。
とっても優しい笑顔のお爺ちゃまでした。

「大家さんは動物が嫌いでね、猫を飼ってはダメと言われているので、
外で面倒をみている」
とお庭にご案内して下さいました。
お庭は綺麗に人工芝が貼られ、暖かそうに整えられた猫用のハウスもありました。
毎日、朝と晩に鮪を湯がいた手作りご飯等をあげて下さっているようです。
面倒を見て下さっているのは父母娘3匹、合わせて5匹の猫家族。

「手術は募金で行いますので、費用はかかりません。
書類だけご記入をお願いします」
とお伝えすると、
「募金はできるの?
お釣りを貯めた小銭貯金があるので、少し重たいけど持っていって下さい」
と10円と5円玉の沢山入った袋を渡され、帰宅後、数えてみました。

¥3,495-

おそらく年金暮らしの方と思います。
手術費用として、小銭貯金をされていたのかはわかりませんが、
温かいお心遣いにこちらもほっこりしました。

世の中、本当に色々な方がいらっしゃいます。
こういった心の余裕のある温かい方と出会う度、こちらも心が優しくなります。
この活動をやっていると本当に学ぶ事が多いです。

F様、温かいお心遣いを本当にありがとうございました。