ご相談者Aさんは中山ねこ家の管理エリアにお住まいですが、ご相談の猫たちは市川市内にあるAさんの職場のお隣の民家の屋根で暮らしている3匹の親子猫。
屋根と屋根が重なる空間で母猫が2匹の仔猫を育てているとのことでした。Aさんがお仕事をされている建物の外階段がお隣の屋根と近いので、母猫は階段の踊り場に渡ってきて餌をたべられるけど、仔猫はまだ屋根から動けない状態でした。
仔猫も離乳しているか判断できないので、しばらくはこのまま餌付けをしていただき、仔猫が屋根から渡れて頃を見計らってTNRを始めることになりました。
7月14日㈫、母猫のTNRに成功しました
Aさんが根気よく餌付けを続けてくれ、近隣の方々のご協力もあり、無事に母猫の不妊手術ができました。 |
| 7月11日から捕獲器に慣れるように、扉を留めた捕獲器の中で餌やりをして手術予定日を待ちました。 |
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| 左耳にカットが入りました。リターン後は屋根に戻り仔猫と過ごしています。 |
7月16日㈭ オス仔猫のTNRに成功、ずっとのおウチへ！
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| 約3か月齢、1.6ｋｇの男の子 どうぞ幸せな猫生をおくってね。 |
屋根を自力で上り下りしたり、踊り場に渡れるようになった仔猫の1匹。実はご近所で保護をしたいと庭で餌付けを始めていた方にお声掛けいただき、このオスくんは生まれ育った屋根のお宅と同じ並びのIさん宅に迎え入れていただきました。Iさん宅には15歳と3歳の保護猫さんがいるので、まずは新しい環境に慣れ、人に馴れ、先住さんと仲良くなれるよう見守って下さるそうです。
２０１６年の活動開始より中山ねこ家がＴＮＲした猫は１２１匹になりました
今回の母猫の手術費用はAさんをはじめとするご近所の皆さまからの募金で、オスくんの手術・血液検査費用は保護主のIさんがご負担されました。ありがとうございます。
中山ねこ家は捕獲器の貸し出しと捕獲のアドバイス、手術当日までの待機場所のご提供、動物病院のご紹介、ご近所への地域猫活動・TNRのご説明、募金の呼びかけなどのサポートをさせていただきました。
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| 生活場となっている屋根。 新生活が始まった仔猫（右）、まだ屋根から降りられない仔猫（左）。 現在はリターンした母猫が戻り、残った仔猫と過ごしています。 仔猫が移動できるよう、ただ今対策中です。 |
