2019年5月21日火曜日

餌のご寄付をいただきました


5月19日㈰、管理現場近くにお住いのH様より、地域猫たちに餌をいただきました。
H様は、掲示してる活動報告を毎度お読みくださり、先月たまたまお声掛けいただきお話する機会がありました。その時に、ご自宅の庭に現れた野良猫を保護されて、以来20年!家族として過ごされていらっしゃることを、「ネコは手術して家の中で飼えば汚くならないし病気もしないし、長生きするね~。もう20歳だよ~」とニコニコ教えて下さいました。

そのネコさんが、令和を迎えた数日後、静かに息を引き取ったそうです。ネコさんを自然にまかせ、人はそっと見守り寄り添った二日間。H様、奥さまの間で、最後に「ニャ」と一言、虹の橋を渡ったそうです。きっと「今までありがとう」のご挨拶だったのではないでしょうか。
ネコさんは手厚く弔われ、今までH様の家族だったイヌさん、ネコさんたちと一緒に霊園で眠っているそうです。

そして、20歳大往生ネコさんが残してくれた縁起の良いキャットフードを地域猫たちに持ってきて下さいました。ありがとうございます。地域猫たちも長生きにあやかれるように、不幸な命が増えないように、人ができる最善のことを粛々と活動してまいりたいと思います。

ありがたいニャ~


殺処分される動物たちの中で、猫の場合、野良猫として生まれた仔猫がほとんどを占めています。仔猫が野良として生まれるには、両親が野良、そして母猫は野良でも父猫は飼い主のいる去勢をしていない外飼いされているオス猫もいます。当団体管理現場にも去勢していない首輪をしたオス猫が複数出没しています。飼い主の方、見えないところで野良に生まれた仔猫が処分されていることを一度想像してみて下さい。その仔猫たちの父親は、あなたの猫かもしれませんよ。
また、野良猫への餌やりは去勢不妊手術とセットでやりましょう!