2021年7月7日水曜日

7/6㈫ W2-1現場 地域猫93番メスさんのTNR

93番さん
手術前日は地域猫ICUにて待機
翌午前にさくらねこさんになりました

W2-1現場で何年も前から目撃されてきたメスさん。出産育児をして子供たちが離乳期に入ると育児場所に子供たちを置いてサッと姿を消し、また現れては出産育児を終えると消えるを繰り返しており、出産と出産の合間はどこで生活をしているのか全くの謎でした。

3年前にやっと、育児中にW2-1現場に餌だけを食べに来るようになり地域猫93番に登録しました。

2019年夏にはW2-1現場の近くの商店街にある、以前は銭湯だったお宅の庭(なので私たちは銭湯ママと呼んでおりました(笑))で子育てしていました。ところが銭湯時代の煙突を撤去する工事が始まったことを機にW2-1現場に家族ごと引っ越しをして来たので、その時育児をしていた子供たちを94,95,96番に登録しました。

子供たちのTNRは早い順に、96番こちらと95番こちらと94番こちら

子供たちの離乳を待ち、そろそろ銭湯ママのTNRだ~と準備の矢先、また行方不明に。。。。

2020年にはまた銭湯だったお宅で育児をして、消えました。

その時の子供2匹のTNRはこちら

早く銭湯ママをTNRしなければ、野良生まれの子供たちは増えるばかりです。やきもきしていたところ今年はなんとW2-1現場近くで出産したのを確認されるも、子猫の声がたまに聞こえるだけでどこにいるのかわからない...。また捕獲はダメかと思った矢先、現場近くのある施設の屋根の窪みで育児をしているではありませんか!!!!そして銭湯ママは定期的に現場の餌場にやってくる!! これは子供たちの離乳期の初期になんとかママを捕まえられる可能性が高い!!! タイミングを見計らっていたところ、キタキターーーーーー(*_*)

人を見るとサッと逃げていたので今回初めてお顔と全身を
見ることができました
地域猫登録の際、画像を添付できなかった唯一のネコさんでした

なんと子供を連れて現場に現れて、親子一緒に生活を始めたのです。ただ、連れてきたのは2匹。そうなんです、子育てしていた屋根に他の子達よりも成長の悪い2匹が取り残されていました。施設の管理人さんが弱った2匹を救い出し、現場サポーターさんが自宅で保護、病院で診ていただきメンバー宅で精一杯お世話をしましたが、2匹ともその日のうちに息を引き取りました(詳しくはこちら)。

そして梅雨の雨が続き、なかなか捕獲器を設置する機会がないなか、7月5日夕方のわずかに日が差した時、サポーターさんが置いた捕獲器にためらいもなくスッと入った銭湯ママ。これまでの行動パターンとは違い、人の目につく所、人の近くに落ち着いたかのようでした。

度重なる出産に疲れて身体も限界だったのではないでしょうか。今まで連れて来てTNRした子供たちはいつも2~3匹でした。きっと育児放棄された子猫たちもたくさんいたはずです。

目の前に現れる子猫たちが可愛くて、つい餌だけ与えてしまう人々が多いですが、その陰で疲れ果てて生きる母猫、悲惨な状況で最期を迎える子猫たちのことにも想像を働かせ、オス・メス共に不妊手術を伴ったお世話をしていただきたいと心より思います。

93番さんの不妊手術費、耳カット費、総合駆虫薬費は市川市飼い主のいない猫不妊手術助成金を申請いたします。

また、元気に育ち上がった子供2匹を中山ねこ家地域猫116番、117番に登録いたします。

2016年の活動開始より中山ねこ家がTNRした猫は211匹になりました


中山ねこ家は「地域猫活動ボランティアグループ」であり、
シェルター等の保護施設をもっている訳でもなく、NPO法人でもなく、
一般市民の方々となんら変わらない普通の人間の集まりです。
不幸な環境生まれの猫や殺処分が無くなるよう、
又、野良猫に関わる人間トラブルが無くなるように
との想いでただただ活動しております。



活動の為の募金にご協力を頂けましたら、本当に有難いです。


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