副代表の齊藤です。
以前、ねこ家で保護して里親さんにお繋ぎした
楓くん改め琥太郎くんのパパさんから下記メッセージを頂きました。
「近くの住宅地で生後3、4ヶ月位の子猫を見つけました。
とても人慣れしていて、面倒を見ている人がいるかもしれません。
ただ桜耳ではなく、体重も少し軽い感じでした。
心配な点は人懐こく悪い人にも簡単にさらわれてしまう事、
人を追いかけて道路に飛び出してしまう事です。
明日の朝、飼っている人がいないか確認しようと思っています。
もし可能であれば中山ねこ家さんに保護して頂けると嬉しいのですが。」
琥太郎くん家族のお住まいは同じ市川市内ですが、
ねこ家の管轄地域ではない為、
まずは地元の地域猫団体さんにご連絡、ご確認頂き、
もしご対応が難しいようであれば再度ご連絡下さいとお伝えしました。
翌6/10(水)、早速行動して下さり、餌やりをされていた方から、
「1週間位前に突然1匹で現れ、母猫等は見かけず、
人にも懐いているので、捨てられたか?迷い猫か?」との情報を得て、
付近の迷子&脱走猫の情報を確認しても該当案件がなかったそうで、
琥太郎くんパパが保護し、地元の地域猫団体さんご協力の元、
ノミ取り、不妊手術、ウィルス検査、ワクチン接種等を実施後、
シェルターで預かって貰っているので、里親募集をしたいとのご連絡がありました。
更に子猫ではなく、生後8〜9ヶ月齢で既に1回出産経験があるとのことで、
ウィルス検査が陰性なので、こちらで保護して募集をかける事も可能ですと
お伝えし、まずはその子の画像を送って頂けるようお願いしました。
翌6/11(木)は、サポーターさん宅で保護して頂いている子猫の
里親さん候補の方との面談でした。
弁護士の友人からご紹介頂きました台東区にお住まいの中村さん(30代男性)
現在は20代の弟さんと同居されていらっしゃいます。
ご実家で幼少の頃、下半身不随のねこちゃんのお世話をずっとされ、
最期を看取られた経験をお持ちで、東京に来てからもずっと飼いたいと思っていたそうですが、男性のお一人暮らしの方への保護ねこ譲渡のハードルが高いという現状があり、
最期を看取られた経験をお持ちで、東京に来てからもずっと飼いたいと思っていたそうですが、男性のお一人暮らしの方への保護ねこ譲渡のハードルが高いという現状があり、
ご本人も「仕事で帰りが遅くなることもあり、子猫を引き取っても大丈夫か?」
とご心配されていらっしゃり、やはりご不在時間が長い方には成猫をお薦めしていると
お伝えし、弟さんと共にモカちゃんの動画を観て頂いたところ、
ご実家で飼われていた猫ちゃんに似ているとの事で、即決して下さいました。
まだ、私たちが実際に保護していないにも関わらずです!!!
モカちゃんは中村さんとご縁が繋がっているので、うちに来るのだと感じました。
琥太郎くんのパパママにその旨をお伝えしたところ、
二人とも本当に喜んで下さり、6/12(金)夜、お仕事が終わられてから、
シェルターにお迎えに行き、我が家にお連れ下さいました。
モカちゃん、とっても人馴れしており、やはり家猫だったと思います。
(我が家のハピには威嚇しまくりでしたwww)
不妊手術当日に退院したと聞いていたので、
てっきり傷の小さな開腹手術なのだと思っていたのですが、
普通の開腹手術だそうで「傷口を舐めないよう術後服を着せて欲しい」との事でしたが、
普通の開腹手術だそうで「傷口を舐めないよう術後服を着せて欲しい」との事でしたが、
ねこ家ではいつも縫い目が表に出ない方法でやって頂いている為、術後服は持っておらず、
手ぬぐいを巻いてみてもずり落ちてしまい・・・。
災害時用に用意していた先住猫のハーネスをつけたところ、とってもお似合い💕
しかし、お腹側はめくれてしまうので、あまり意味はないかも・・・😓
現在、保護ねこ部屋にいるすずちゃんにも威嚇がすごく、
空いているケージはモカちゃんには狭かった為、
すずちゃんをケージに入れ、床にベットスペースを作り、モカちゃんは放し飼いにしました。
夕食は済んでいるとの事だったので、
手術後の抗生物質のお薬のみ、チュールで飲ませました。
モカちゃん保護にかかった医療費(手術代、ワクチン等)は
里親さんから頂くので清算し、
シェルター代は琥太郎くんのパパママがご負担下さり、
更にお礼として¥3,000-募金を頂きました。
一般の方が外猫を保護するのはとても勇気のいる事とお察しします。
見て見ぬふりもできますし、「誰かどうにかして!」と他人任せのご相談が多いのも現実です。
保護には費用もかかりますし、里親さんがみつからなかった場合の不安もあると思います。
それでもモカちゃんの事を親身に思い、即行動して下さり、
ご自身のできる事を躊躇なく行って下さった温かなお心遣いに心より感謝申し上げます。
モカちゃん、良かったね。
翌6/13(土)朝 6時朝食
モカちゃんはピュリナのカリカリとフェリックスのレトルト半分を食べましたが、
全部嘔吐してしまい、それきり食べません。
今日はすずちゃんを10時に里親さんへお引き渡し予定でしたが、
モカちゃんの様子がおかしいので、急遽病院へ連れて行きました。
熱が39.4度あり、吐き戻しは抗生物質の量が体重に対して多かったからではないかとの事、
脱水症状もあり、点滴に抗生剤と吐き気止めを一緒に入れて貰いました。
ヨロヨロしているのは開腹手術間もないので、時間が経てば大丈夫だろうとの事、
痩せているのは元々かもしれないので、ひとまず栄養バランスの良い食事で
様子を見る事になりました。
日々環境が変わっている事もかなりのストレスになっているのだろうと
思います。
帰宅後、すずちゃんの引っ越し準備をし、
すずちゃんの使っていたケージを掃除し、モカちゃんのお部屋にしました。
一人になり、安心したのか?おとなしく寝ていましたが、
夕方鳴き声がするので見に行くと、お腹の絆創膏が剥がれていました。
夕方鳴き声がするので見に行くと、お腹の絆創膏が剥がれていました。
代表の蕗代さんにカラーを持ってきて貰いましたが、
ご飯やお水が飲みづらくなってしまうので、
廃品に出す予定だった衣類の袖をリユースして、お手製の術後服を作り、
着せてみたところ、中々いい感じです👍
夕食はピュリナのカリカリと、カルカンレトルトを半袋食べ、
その後はリラックスしています。
今日、すずちゃんをお引き渡しして良かったです。
全て絶妙なタイミングで起こっています👍
モカちゃんは7/3お引き渡し予定です。
それまで責任を持ってお預かり致します。