2020年の夏よりTNRのお手伝いをしているH現場
ご高齢の複数の餌やりさん達が通いで野良猫達のお世話をされています。
猫達は毎日親身にお世話をされているサポーターのSさんに懐いています。
12/9(水) 未手術で耳カットの無い猫は大分減っており、
暗くなると判別が難しい為、まだ明るい16時頃から捕獲スタート✊
今日も市川市から支給されている「地域猫活動団体ベスト」を着用、
近隣の方２名から お声掛け頂きました。
一人のご婦人はこの猫達のことがずっと気になっていて、
餌やりさんがいると聞き、何回か現場に通って下さっていたとのことで、
これからお手伝い下さることになりました。
もうひと方のご婦人からは
「私は地域猫活動をしている友人がいるので、この活動を知っており、
とても尊い活動とは思いますが、
一般の方からみたら「野良猫に餌をあげている迷惑な人」
という印象で、近隣からは白い目で見られていると思います。
餌やりさんもこーいったベストを着て活動されれば、周囲の見方も変わり、
「ご苦労様」と言われるようになると思いますよ。」
と、貴重なご意見を頂きました。
確かにこの活動はお世話をしている人間の風格で、
良くも悪くも判断されてしまうことが多いです。
ただこのベストを取得するには、市川市に団体登録せねばならず、
猫の生息場所付近での餌場登録、
（公共の場所や道路は認められず、土地所有者の承諾書が必要）
メンバーは市内在住者３名以上、
管理猫の登録（画像添付）等々、
ご高齢の方にとっては結構ハードルが高いのが実情です。
ベストは難しくとも、TNRのポスター等、
少しでも近隣の皆様にご理解頂けるよう対策していこうと思います。
猫達は集まってきましたが、殆ど手術済みで、
１匹左耳が半分欠落している白猫を捕獲。
場所を移し、未手術黒猫を狙い、捕獲器に入るも扉が閉まらず失敗。
今日は白猫１匹のみで撤収。
１〜2歳位のメス。
不妊手術済で、左耳は手術済の印として、カットされたものとのことでした。
V字カットに統一して欲しい・・・。
市川市ではオスは右耳、メスは左耳にカットを入れることになっていますが、
(これも全国統一規格ではありません💦)
手術済と判断できるよう、右耳にV字カットを入れて貰いました。
が、とても大人しく人馴れしており、家猫だった可能性が高く・・・。
念のためウィルス検査をしたところ、残念ながらエイズ陽性。
猫エイズは家猫で平和に暮らしていれば発症しない場合も多いですが、
お外暮らしで発症すると悲惨です。
12/10(木）19:00 白猫をリリースの為、現場へ・・・
餌やりさんと相談し、捕獲器から逃げなかったら保護しようと決め、扉を開けました。
やはり逃げず、連れて帰ることにしました。
先週捕獲活動中に見かけたサビ猫は手術済でした。
未手術黒猫は姿を見せず・・・。
H現場の未手術猫、残すところこの黒猫（オスメス不明）1匹です。
ただ餌やりさんのご飯も中々食べにこないとの事で、
H現場は年内は一旦終了し、その間に懐かせて貰い、
来年再チャレンジする事にしました。
保護した白猫
真っ白く綺麗な女の子なので「ユキちゃん」としました。
本当に大人しく、飼いやすい子と思います。
追って、里親募集記事をアップします。
2016年の活動開始より中山ねこ家がＴＮＲした猫は163匹になりました 。
