12月3日 キスケちゃんが永眠しました。
女子ですがキスケちゃんです😄 |
11月30日昼、N2-1現場近くのお宅H様から
*自宅庭でお世話をしている地域猫の具合が悪いので病院に連れていきたいのですが、どうすればよいか*というご相談をいただきました。
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具合が悪いのはキスケちゃんと呼ばれている高齢のメス猫さんです。
キスケちゃんは中山ねこ家が活動開始した2016年秋頃は、登録現場近くで出会う耳カットのない猫さんで2017年3月に捕獲器に入った猫さんでした。
不妊化手術のために病院に搬入しましたが、なんとキスケちゃんは手術済の猫さんでした。
「現場近くのどこがで、個人でTNRしているお宅がある!」ということはわかったのですが、どのお宅かはわかりませんでした。
数年経ち、別の猫さんの捕獲で繋がりのできたF様とお仲間がキスケちゃんのお世話をずっとされていて、不妊化手術もしていたことがわかりました。
(F様とはそれ以来、地域猫や新顔野良猫さんの情報交換をさせていただいております)
ところが、キスケちゃんはF様のお庭に体の大きな新顔猫がやって来たことから少しづつ居場所を移動、今回、ご相談をいただいたH様のお庭で長いこと過ごすようになっていたそうです。
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11月30日午後
H様がキスケちゃんを保護、病院で治療をして下さいました。
その間にF様に連絡を取り、夜にはキスケちゃんの今後のお話をH様、F様、ねこ家でさせていただきました。
キスケちゃんの状態は右目の上にケガがあり化膿して穴が開き膿が流れ出て低体温状態でもありました。病院では傷の治療と補液、投薬をしていただき、キスケちゃんは腎機能も衰えていそうなので、H様宅で療養後傷や体調が落ち着いたらF様のおうちの子になることになりました。
12月1日
H様、キスケちゃんの通院。まったく自力で食べられないので強制給餌でしたが、口にフードを入れると上手に食べてくれているので、自宅補液になったということでした。
12月2日
午前 自宅補液をして、食事も摂れ、トイレもしっかりできていたとのことですが、
午後に突然の急変がありそのまま眠りについたそうです。
F様にお伺いしたところキスケちゃんは14-15歳。出産もしていて子供たちはやはりF様とお仲間でお世話してきたとのことです。自由に縄張りを行き来して、行く先々で可愛がられて呼び名もいくつか持っていたらしい👍。
地域猫としてがんばって生き抜いたキスケちゃんのご冥福をお祈りいたします。
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キスケちゃんの治療費はH様が全額をご負担して下さいました。
キスケちゃんの保護や治療などはH様とF様で進めて下さり、ねこ家は病院の紹介や療養ケージをお貸ししただけでしたが、キスケちゃんのお見送りが終わったあとに、たくさんの募金をいただきました。
中山ねこ家界隈の地域猫さんたちは元気でご長寿です。不妊化手術後、餌場に来ない猫がいて心配をしていたら知らない間にお庭にハウスを作ってもらっていたり、飼い猫のようにちゃんとした治療ができないだろうからと病気予防のためにフードにインターフェロンをかけてくれているお宅もあり、驚きました😆
地域猫たち、さくらねこたちにお心を寄せていただきありがとうございます。