10月14日㈰、登録番号78番くんがサクラネコとなりました。
当団体が市川市に登録している管理現場の地域猫たちは着々と去勢不妊手術を実行し、野良猫が仔猫を増やすことはかなり減りました。また、高齢や病気などで虹の橋を渡った猫たちもいて、実質、飼い主のいない猫の頭数は減ってきています。
ただ、問題は、去勢不妊手術をした猫はおっとりとした性格になるので、管理現場には餌があると知ったオス猫が遠征してきて、餌場荒らしをすることです。餌場荒らしのオス猫には生粋の野良もいれば、実は飼い主のいる猫もいます。
78番くんも、生まれた場所を離れ、時たま小旅行に出ることも増えてきた推定1歳のオスくん。
今は管理現場にやって来ていても、いつ大遠征をしてしまうか時間の問題と心配していた中、
捕獲チャレンジを始めて3か月、助成金利用期限がせまった日にやっとサクラネコとなることができました。78番くんをお父さんとする野良仔猫が生まれてくることはなくなりました。授かった寿命を穏やかに生き切ることができるよう、そっとサポートを続けてまいります。
78番くんの手術費用は一部を市川市の助成金から、不足分を皆さまからいただいた募金の積立から補てんさせていただきました。活動にご賛同下さる方々の温かなご支援に感謝いたします。
中山ねこ家が去勢不妊手術をした猫は 41頭 となりました。