W地区M原さまにフードと革手袋をいただきました。
8月26日に庭でお世話されている、さくら黒猫君を保護して治療を受けさせたいというご相談をいただきました。
いつでも予約なく外ニャンを受け入れて下さる病院をご紹介しました。
M原さまが病院さんにご挨拶と外ニャンの受け入れがスムーズにいくよう連絡を入れながら、クロ君の捕獲を試みてくれました。
が、かなりぐったりしながらも抵抗するクロ君。M原さまもあまりしつこくして庭から出ていってしまってはとご心配し、少しの間そっと見守りながら、捕獲方法を考える中、クロ君はお庭テラスの奥で静かに息を引き取っていたそうです。
猫たちはそれぞれ個性があります。普段から人馴れしないタイプ、ゴロゴロ撫でられ抱っこもできるタイプ、馴れていないのに具合が悪くなると人前でうずくまり捕まるタイプ、抱っこ好きなのにキャリーに入れようとすると暴れるタイプなどなど、これまでにいろいろな猫さんたちに出会ってきました。
動物には病気や死の概念がないと考えられています。クロ君にとってはM原さまのテラス奥が安心できるゆっくりできる場所だったのだと思います。そこから出たくなかったのかもしれません。
さくらねこ君として自由を楽しみM原さま、ご近所さまからも愛情をたくさんもらって生涯を終えたクロ君のご冥福をお祈りいたします。
クロ君を見守り治療とうちの子にすることを決めて下さったM原さま、本当にありがとうございます。