2022年5月29日日曜日

元気の近況報告3

元気さん療養中

元気さんの保護についてはこちらです。


室内猫となり悠々自適生活を送っている元気さんですが、保護から8ヶ月が過ぎ原因不明のてんかん発作を二度起こしました。精密検査をした結果、重度の甲状腺機能障害、肝機能、腎機能に異常が見つかりました。

てんかん発作の原因はわかっていません。

甲状腺機能障害が少しでも良くなればと弱ってきている内臓を気づかい、一番弱い薬を使っていました。

けれど、食欲が落ち、黄疸症状が出始めたので、再検査。肝臓の機能がより一層悪化していることがわかり、黄疸を改善する薬のみで様子を見ています。

今現在は少しづつ戻り始めた食欲も平常に近づき、良いウンチも出ています。

みんなのおかげでごはんがたべられるように
なったニャ

保護した時から、推定16歳以上20歳未満くらいの超高齢で、お年寄り猫ならではの検査結果と体調でした。

今まで長年生活してきた場所を離れ多少なりとも元気さんにはストレスがかかっていたことと推測します。

元気さんが寿命を全うするまで住み慣れた場所に居られなかった理由は「配慮のない餌やり」です。

よく「保護されてよかった」「寒い冬に室内で暮らせるようになってよかった」というお声を聞きます。元気さんの幸せがどこにあるのか。もしかしたら今まで通り、住み慣れた場所で皆さんに愛されながら、病気の症状があれこれと出る前に自然と生を終えることも幸せのひとつではないかと感じてしまいます。けれど、「配慮のない餌やり」が元気さんのお昼寝場所も冬を越すハウスも奪ってしまいました。

元気さんは体調を回復させようとがんばっています。元気さんの家族は元気さんのストレスや体調を日々気づかいながら体調の波をなんとか乗り越えて欲しいと食事や住まいを整えてくれています。これからも元気さんがゆったりと年齢を重ねていくのを祈るばかりです。

元気さんの治療費は中山ねこ家積立募金でお支払いさせていただいています。地域猫活動を応援してくださる皆さまに感謝申し上げます。




中山ねこ家は「地域猫活動ボランティアグループ」であり、
一般市民の方々となんら変わらない普通の人間の集まりです。
シェルター等大きな保護施設をもっている訳でもなく、NPO法人でもなく、
地域住民が地域の不幸な環境生まれの猫や殺処分が無くなるよう、
又、野良猫に関わる人間トラブルが無くなるように
との想い始めた活動です。


活動の為の募金にご協力を頂けましたら、本当に有難いです。


ゆうちょ銀行
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口座名 ナカヤマネコヤ 

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今後とも皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。