2018年8月17日金曜日

72番さん、さくらネコの仲間入りニャ



8月16日㈭、地域猫登録番号72番さんが不妊手術を終えました。
72番さんは、実は6月に一度捕まり病院へ行ったのですが、乳腺の具合から授乳中の母猫であることが判明。どこで出産育児をしているかわからず、仔猫の存在も確認されていなかったのですが、仔猫のことを思い、ノミ取り薬と血液検査(猫エイズ、白血病)だけでリリースしました。

一度捕獲されると次は警戒をして捕まらなくなるのでは?との心配もありましたが、現場担当のサポーターさんがうまく慣らしてくれ、2匹の仔猫も無事保護できました。そして仔猫を保護したサポーターさん宅に72番さんが授乳にやって来ては仔猫の世話をして、自分も餌を食べ、トイレをし、庭へ帰って行くという、なんとも不思議な時間が流れておりました。

それから約二か月、仔猫たちの離乳もすすみ、ドライフードが主食となったので、今回の手術となりました。

この現場で生活をする地域猫たちは性格も穏やかで、猫同士の仲も良く、お世話をするサポーターさんとの信頼関係もばっちりなので、寿命をまっとうするまで幸せに暮らしていけるものと思います。こういった現場が増え、野良猫が減り、不幸にも過酷な環境に生まれる仔猫がいなくなることを祈ります。

中山ねこ家が去勢不妊手術をした地域猫は 36頭 になりました。