サポータの小笠原さんの愛猫『茶太郎くん』が行方不明となっており、
毎日早朝に捜索されています。
捜索中に状態の悪い未手術猫が複数いる地域があり、疥癬のひどい子や
おっぱいの張った雌猫(妊娠中)もいるとの事で、近隣さんに事情聴取して貰ったところ、
餌をあげていたご高齢の方が入院され、代わりにご近所の方が餌はあげているらしいが、
手術や病気の対応等はしていないと思われるとの事。
取り急ぎ、疥癬の子にはアドボケートをつけ、おっぱいの張っている雌猫はTNRする事に。
『堕胎手術する事は、殺処分している事と変わらないではないか?』
このことは、実はいつも脳裏にあります。
一家で保護し、母猫&子猫共に里親さんに繋げることができるなら、
それが一番理想的ではあります。
ただ野良の雌猫を保護して、家猫として人馴れするかはやって見ない事にはわかりません。
又、メンバー全員先住猫がおり、もし母猫が感染症を持っていた場合、
一家を完全隔離して保護しなくてはならず、大変な手間がかかります。
もし里親さんが見つからなかった場合には家猫として一生面倒をみることになります。
又、そのままお外で面倒を見るとなると、子育て中のメス猫は警戒心が高く
捕獲が容易ではありません。
又、その子猫達は手術できる大きさ迄育つのを待って、捕獲しなくてはならず、
その頃には野生化していますので、獲り残しが発生する可能性もあり、
母猫1匹のTNRに比べ、手間もコストも生まれた頭数分倍々となります。
それでも尊い命を尊重するべきか?
金銭的にもマンパワー的にも余裕があればそれも可能だと思います。
が、総合的に考え、中山ねこ家では堕胎手術を選択しております。
少しでも堕胎手術を避けるべく、お腹に宿る前に手術が終わるよう、
日夜問わず、季節を問わず、オスメス問わず、TNRを行っている次第です。
6/15(火) 早朝
現場には狙っている白黒ハチワレと、耳カットのある雄猫がおり、
捕獲器をセットし、5分も経たず無事ハチワレちゃん捕獲成功👍
餌やりさんが路上に餌を置いていたので、
近隣さんからクレームが入っていることを伝えました。
野良猫は近辺でご飯を貰っていることが多く、餌のばらまきは基本的にNGです。
せめてお皿を使い、食べ残しは必ず片付ける等の配慮をして頂けたらと切に思います。
捕獲したハチワレ猫のお世話をして下さっていると思われるお家のポストに手紙を入れ、
一旦、代表宅地域猫ICUに搬送後、JUN動物病院 さんへ
ハチワレちゃん、幸い妊娠していませんでした。良かった💗
ただ何度も出産経験があるとの事。
夕方リリースに行くと、近隣の方が集まって下さり、色々情報を得る事ができました。
この辺りには未手術のメス猫がこの子しかおらず、オスによく追われていたとの事。
今回妊娠していなかったのは奇跡的です。
又、他にも未手術猫がいるとの事で現場を案内して下さいました。
近辺の猫達のお世話をして下さっている方とお話することが出来、
順次TNRを行うことになりました。
行動することで、繋がりができ、TNRが進んでいきます👍
2016年の活動開始より中山ねこ家がTNRした猫は209匹になりました
記号 10510
番号 89145771
口座名 ナカヤマネコヤ
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの場合
店名 〇五八(ゼロゴハチ)
店番 058
預金種目 普通預金
口座番号 8914577
口座名 ナカヤマネコヤ
連絡先
nakayamanekoya@gmail.com
今後とも皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。