11月中旬にTNRのご相談があったM3-2現場ですが、捕獲器の空きがなく人手もなかったため、まずは餌やりさんができることはやっていただきたいこと、TNRの手順、下準備などをお願いしていました。
TNRの対象猫は母猫と離乳した子供4匹で、母猫は捕獲器が無くてもキャリーで病院に搬送できるということ、母猫はもしかしたら妊娠の可能性もあるかも?といことで、尚更、餌やりさんに積極的にできるだけ早い捕獲をしていただきたいと思いつつ経過連絡を待ちました。
幸い母猫は妊娠はなく、これから迎える発情期の前に手術できました。Hさんのご希望でワクチンも接種しました。
TNRは初めの一歩が大変だと思います。急がなければと思いつつ時が過ぎ、子猫が増えてしまうという事がほとんどでしょう。
今回の新現場での餌やりさんのHさんは、午前からお昼にかけて予定があったそうですが、朝、ちょうど良いタイミングで捕まえられそう!ということでチャレンジされたそうです。勇気をだしていただいたことに感謝いたします。
キジシロ母猫さんの手術は(公財)どうぶつ基金の不妊手術無料チケットで実施し、ワクチンと総合駆虫薬はHさんにお支払いただきました。
また、Hさんが予定を終えられる間、リターンまでの待機場所を中山ねこ家がご提供いたしました。
2016年の活動開始より中山ねこ家がTNRした猫は159匹になりました 。
今後は捕獲器を使い、子猫4匹のTNRを始める予定です。