2019年3月20日水曜日

3/19 動物愛護法改正に向けた緊急院内集会


↑画像はジャーナリストの山路徹さんのインスタから拝借致しました。

副代表の齊藤です。
3/19(火)衆議院第一議員会館 多目的ホールにて行われた
「8週齢規制、各種数値規制、繁殖業の免許制を求める緊急院内集会」に
「中山ねこ家」として参加して参りました。

〜ご存知ない方も多いと思うので簡単にご説明〜

そもそも、動物愛護法は5年に一度改正されることになっていますが、
現法律では真に動物たちを守れる内容になっておらず、
動物達を守りたいと願う人達によって、毎回署名活動等が行われ、
8週齢規制については成立しているのに、附則がつき、骨抜きにされているという経緯があります。

そして本来、昨年度の国会で改正のところ
「モリカケ問題」等々で審議する事が出来ず、今国会に持ち越されております。

1.8週齢規制とは
生後56日未満の子犬、子猫を親元から離すことを禁止
子犬・猫の56日は人間の3歳児にあたり、
「三つ子の魂、百まで」ということわざもあるように、
この時期に親元から離されることにより、将来問題行動を起こす可能性が高くなり、
その結果捨てられたりと負の連鎖に繋がっています。
又、過剰な繁殖を繰り返す悪徳業者もおり、
56日間は親元で育てなければならないとすることで、
飼育場所&手間が必要となり、悪徳業者の存続が不可能になるという効果も期待できます。

2.各種数値規制とは
現状、狭いケージに何頭も入れられ、見た目的にも明らかに虐待状態であっても、
取り締まりができません。
繁殖回数、飼育環境(広さ、人員数等)について、
具体的な数値で規制することにより、違反か否かが明確となり、
行政指導に実行力がつきます。
これは業者だけではなく、多頭飼育についても管理ができるようになり、
多頭飼い崩壊の未然防止に繋がります。

3.繁殖業の免許制とは
現状では、誰でも登録すれば、ブリーダーになれます。
パピーミル(悪徳繁殖業者)によって、劣悪な環境で繁殖を繰り返させられている
動物たちが実在するのが日本の現状。
免許制(免許の内容が重要ですが)にすることで、規制がかけられます。

今回は300を超える動物愛護団体が集会に参加・賛同しており、
はじめに超党派動物愛護議員連盟座長の牧原先生より、
「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案骨子(案)」
についてのご説明があり、何としても今国会で成立させるべく、
ご尽力頂いている想いが伝わってきました。

この法律案は動物達の命を守る為の本当に最低限のレベルの話なのです。

今回の改正で、少しでも動物達のおかれる環境が改善されなかったら、
次回は5年後となり、その間にも膨大な数の尊い命が合法、非合法問わず、
殺されてしまう結果に繋がってしまいます。

ただ「議員立法」というしくみは全員が賛成でないと通らないので、
反対されている議員の方にも賛成頂けるよう、
下記、キーパーソンの先生方に、要望書やメッセージを送って頂きたいのです。
皆様のご協力が動物達の尊い命を救う事に繋がります!!!

例文を添付致しますので、コピペで使って頂いても結構です。
(宛先、お名前等、適宜ご修正頂けたらと思います。)

『自民党どうぶつ愛護議員連盟 会長 鴨下一郎先生
初めまして
◯◯と申します。
突然のメッセージ、大変失礼致します。
3/19に行われました「8週齢規制・各種数値規制・繁殖業の許可制を求める緊急院内集会」の中でご説明頂きました
超党派動物愛護議員連盟の先生方が纏めて下さっている
「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案骨子(案)」
に是非ご賛同頂き、今国会での成立にご尽力頂きたく、
誠に僭越ながらメッセージを送らせて頂きました。
先進国である我が国日本で、合法・非合法問わず、失われていく小さな命達をどうぞ救って下さい。
世界に誇れる動物愛護先進国となるよう、是非とも宜しくお願い申し上げます』

自民党どうぶつ愛護議員連盟
会長 鴨下一郎 衆議院議員
  〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1衆議院第一議員会館1023号室
幹事長 山際大志郎 衆議院議員
  〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1衆議院第一議員会館613号室
事務局長 三原じゅん子 参議院議員
  〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1参議院議員会館823号室
公明党動物愛護管理推進委員会
委員長 浮島智子衆議院議員
  〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館820号室

匿名やハンドルではなく、名前は書いて送りましょう。
普通のメールのような感じで、気持ちを込めて書くお手紙で十分OKです。
 もちろん要望書のようにかしこまって書いてもOK。
攻撃的にならないように丁寧にお願いしましょう!
鴨下先生、浮島先生は Facebookアカウントページからメッセンジャーで送れました。
三原先生はお問い合わせフォームがございました。
山際先生は「電話をかける」しか選択がありませんでした💦

ハガキを出すのも良い方法です!!!

国会議員の先生方を動かすのは、我々民衆の声です!!!
我々民衆が政治に興味を示すことで、世の中をより良くしていく事が可能です!!!
皆様、ご協力の程、どうぞ宜しくお願い致します。